【コラム】気象情報



こんにちは、矢部です。先日、山歩きの友人と群馬にある武尊山(ほたかやま)に行ってきました。
剣ヶ峰の手前の開けた所で、友人がザックから新アイテムを取り出しました。何と、ハンディータイプの風速計(温度センサー付き)でした。簡易型の風速計で、風上に向かって内蔵されている羽を回すことで現在の風速が測れるというものです。非常に安価で、自然を数値で計測できること、体験できることは意外に面白いと思いました。

■CoMo Good 風速計 デジタル 温度計 簡易測定 小型 収納袋セット gm816

 

私たちはかなりの風を受けていたので、10数メートル/秒の風が吹いていると思ったら、何と7メートル/秒程度の風でした。

GPSの位置情報を記録して、歩いた軌跡をプロットする機能(位置、標高)や製品はありますが、こうした風(風向、風速)、気温、湿度などの気象情報も合わせて記録できると面白いのではないかと思いました。課題は電源だと思います。冬山では気温が氷点下が当たり前で、氷点下でも安定稼働(-20℃前後)できる小型、軽量のバッテリーがあれば実現可能ではないかと考えます。氷点下の環境下ではバッテリーの消耗が早く、使用していないときは内ポケットにしまっておくなどの工夫が必要になります。

 

弊社が携わっている観測船では、天空を魚眼カメラで写真撮影をして時々刻々と変化する空の様子を記録しています。この写真データは今後、どのように研究されていくのかまでは理解できていませんが、気象の研究者からはとても重要な、貴重な情報であることには間違いないとのことでした。その研究はこれからの分野とのことでした。

ならば、観測キット(天空カメラ、GPS、気象センサーなど)をザックに取り付け、登山者が山を歩くことで、その山域の気象情報が収集できるのではと思いました。自然災害への対策、遭難救助などにも利用できる情報になっていくのではと思いました。