Felicaを用いた入退室管理システム換装(勤怠管理、人事管理システム連動)

Felicaを用いた入退室管理システム換装
(勤怠管理、人事管理システム連動)

当社では、非接触ICカード FeliCa を活用し、入退室管理・勤怠管理・人事管理を一元化する統合ソリューションを提供しています。
従来のカード内データ書き込み方式ではなく、FeliCa固有のIDm番号とデータベースを連携させる仕組みを採用。これにより、カード自体へのデータ登録が不要となり、導入・追加発行・紛失時の再発行対応が迅速かつ容易になりました。

Felicaを用いた入退室管理システム換装

導入の背景

今回、導入頂いた病院様では職員用出入口の鍵に非接触型ICカード(Mifare)を使用しており、この非接触型ICカード(Mifare)を利用して、弊社自社開発の勤怠管理、人事管理システムも運用していました。今回、システム換装に踏み切った背景として、この非接触型ICカード(Mifare)を利用した職員用出入り口の電気錠のメーカーサポートが終息しており、万が一、故障した場合に換装するまで、鍵が使用できないという事態になる危険性があったこと、また、非接触型ICカード(Mifare)自体の品質の悪さ(磁気に弱く故障しやすい、読込感度が悪い、故障時の代理店の対応が良くない、遅いかつ費用がかさむ)などの今まで我慢して使用してきた経緯があり、新型システムへの換装をすることとなりました。

Felicaを用いた入退室管理システム換装

課題、その取り組み

1. FeliCa規格選定と運用設計の見直し

  • Standard/Lite-Sの規格比較検討
  • カード内データ書き込み要否の再検討
  • カード内職員ID保存方式からIDm管理方式への設計変更
FeliCa固有のIDm番号をデータベースで管理する方式へ変更し、 書き込み不要なLite-Sを採用。 導入・追加発行・保守負担を軽減しました。

2. Lite-S対応カードリーダーの適合確認・選定

  • 打刻用PC接続リーダーの選定
  • IDm番号の安定取得検証
ACR122ではLite-S非対応であることが判明したため、 ACR1251へ変更し解決しました。

3. IDm連携型システムへのアーキテクチャ改修

  • 入退室管理とのデータ整合性確保
  • 勤怠管理のIDm照会型構成への変更
  • 人事マスタへのIDmフィールド追加
カード内データ非依存型へ移行し、拡張性・保守性の高い基盤を構築しました。

システム概要図と導入の効果

  • FelicaICカードの運用により、読み込みが早く、感度が良くなり、より使いやすくなりました。
  • 新しい職員の入職、カード紛失時の対応も、予備FelicaICカードがあれば柔軟に対応ができるようになりました。
  • FelicaはICカード業界で標準となっているため、長期間の機器サポート寿命が期待できます。
Felicaを用いた入退室管理システム換装05

OAre(オアリ)の主な特徴

  • 最大120扉、最大3000人の管理が可能
  • 警備連動機能により電気錠の解錠とともに警備の開始解除のスイッチとして利用可能
  • カードリーダ操作で連続解錠/施錠操作が可能
  • センター側から連続解錠/施錠操作操作可能
  • 警備状態に連動したインターロック制御、扉の開閉に連動したインターロック制御が可能
  • スケジュール機能により電気錠の連続解錠が可能

※インターロックとは、ある操作を行なうときに、ある条件を満たさない限りその操作が行なえないようにする制御の方法のことです。