検査結果のWEB表示システムの導入

検査結果のWEB表示システムの導入

本サービスは、患者様が来院することなくインターネット上で検査結果を確認できるWeb閲覧システムです。これにより、再来院の負担軽減や待ち時間の削減を実現し、クリニック様にとっても窓口対応業務の効率化につながります。
また、クリニック様ごとの運用方針や診療体制に合わせて柔軟に設計できる点も大きな特長です。検査結果の表示範囲や閲覧条件、患者情報の取り扱いなど、各医療機関様のポリシーに応じたカスタマイズが可能です。
検査結果の表示については、専門性を維持しながらも患者様にとって理解しやすいユーザーインターフェースを設計しています。検査項目名称の調整や親子項目の整理、不要項目の非表示設定など、実際の運用に即した表示カスタマイズに対応しています。
さらに、個人情報保護の観点から、患者様データは暗号化処理を施したうえで管理しています。不正アクセスなど万が一のリスクを想定した設計を行い、利便性とセキュリティを両立した安全性の高いシステム基盤を構築しています。

検査結果のWEB表示システム

導入の背景

以前よりお付き合いのあった検査会社の営業担当者様より、検査サービス提供先のクリニック様から検査結果を受診患者様が直接インターネットで閲覧できるようにシステム化して欲しいというご要望を頂いているが、自社にはそのようなサービスはなく、困っているとご相談を頂いたことがきっかけとなり、システム開発およびサービス導入と進みました。ご要望頂いたクリニック様は性感染症関連の検査を多く扱っており、検査結果の確認に再来院しなくてもインターネットで結果確認ができることを強みにしたいという願いがございました。

検査結果のWEB表示システム

システム概要図

検査結果WEB表示システム構成図

課題、その取り組み

課題として、第一にインターネット上に公開する検査結果データの最終管理責任は誰であるかという課題がありました。
検査会社様としては、検査結果データを出力することは可能だが、最終的な管理責任はクリニック様であり、検査会社ではないというポリシーがあり、最終管理責任はクリニック様とし、サービス提供を行うことになりました。
第二の課題としては、患者様へのWEBページ上の検査結果の見せ方です。原理原則は受け取った検査結果データをそのままWEBページ上に表示する形になるのですが、検査項目によっては専門用語になっているため、患者様が閲覧したときによくわからないということになってしまいます。
その取り組みとしては、あらかじめクリニック様が検査会社によく依頼する検査項目の実績をまとめてもらい、その中で

  • 検査項目名称の調整
  • 親項目、子項目の見せ方調整
  • 表示不要な非表示項目の調整

の上記項目の調整を事前に行うことで、患者様にわかりやすい結果表示にすることができました。
第三の課題はWEBページ上に患者様の情報(氏名)を表示するのかどうかになります。
患者様の情報をWEBページ上に表示させるということはWEB上のデータべースにデータ保管することになるため、データ管理のリスクがあがります。
一番最初にサービス提供したクリニック様では患者様氏名がWEB上に表示される必要性がなく、患者IDと検査結果が表示されれば十分という考えでしたが、
2番目にサービス提供したクリニック様は患者様氏名が一緒に表示がされている方が証明になるので、表示して欲しいということになりました。
弊社として、万が一に不正アクセスなどがあった場合のリスクをなるべく下げたいという思いがあり、データベースに収める患者様氏名は特殊な暗号化処理を施す事で対応を致しました。

検査結果のWEB表示システム