病院様向け職員証、名札の制作導入

病院様向け職員証、名札の制作導入

本件は、これまで名札ケースのみで運用されていた病院様において、社会的要請や過去の震災時に発生した「なりすまし医師」問題を踏まえ、正式な職員証を新たに導入いただいた事例です。 職員証は、発行元である病院が当該職員であることを証明する身分証明書です。公的身分証とは異なりますが、医療現場における信頼性・安全性を担保する重要な証明書となります。 運用実態・セキュリティ・個人情報保護の観点を踏まえ、実務に即した書式設計を行い、安心して運用いただける職員証を制作いたしました。
病院様向け職員証、名札の制作導入

病院様向け職員証制作にあたって

今回、導入にあたって、カード表面は「名札」、裏は「職員証」となり、常に就業中は名札ケースに入れて身に着けて使用する運用となりました。 病院様向け職員証の制作にあたって、病院様と詰めに詰めることとなったのは、職員証の書式でした。特にポイントだった箇所と詰めた考え方を下記にて紹介します。
  • 職員証有効期限の記載
  • 顔写真を載せるかどうか
  • 資格の記載
  • 印影(社判)の印刷
  • 生年月日の記載

職員証有効期限の記載をするかどうか

職員証有効期限の記載をするかどうかを決めるにあたり、退職された時点でかならず職員証の返却ができていれば問題ないが、返却せずに悪用された場合のリスクを考えると、有効期限を設けることが望ましいと考えました。ただ、デメリットとして有効期限を設けることで、再発行(更新)という業務が発生します。それでも、震災などで病院様のスタッフが現地対応を行う際、職員証の信頼性を考えると有効期限は必須と考え、記載することとしました。

顔写真を載せるかどうか

様々な意見から写真を記載しないという方法も考えましたが、写真の記載については、医療機関、医療従事者という立場から必須な項目ではないかと考えました。特に、東日本大震災発生時、なりすました医師が診察を行っていたこともあり、身分の証明に写真は必須と考え、記載することとしました。

資格の記載

最初は職員証なので、所属部署だけで良いのでは?という考えもありましたが、1項、2項と同様に、「医師である」、「薬剤師である」、「看護師である」という資格を有していることの証明として必要という考えになり、記載することとしました。

印影(社判)の印刷

弊社が過去に訪れた官庁などでは、セキュリティが厳しく、事前に会社名と訪問者を伝えてから訪問するのですが、訪問した際に、社員証の提示を求められた際に、会社の印影がないものは証明証にはならないとして、入ることができないという経験があり、弊社の過去の経験を踏まえて、あるに越したことないということで、記載することとしました。

生年月日の記載

外部に見せる証明書として考えた際に、生年月日は必須であると考えました。外部機関、例えば保険の効かない予防接種などは名前と生年月日を証明するものがあれば、受け付けてもらえるという事例もありましたが、記載しない方が良いという意見もあり、職員証として考えた際に、病院としては必ずしもある必要はないだろうと考え、今回は記載しないことにしました。   以上が病院様と詰めに詰めた職員証の書式のポイントです。 また、制作にあたり、表面の名札にも顔写真と職員コードのバーコードを印字することにしました。特に職員コードのバーコードはシステム化が進む病院様で将来的に応用が利くツールであると考えました。 物理的な職員証の作成に当たっては、弊社・人事管理システムをご導入頂いている病院様でしたので、当該システムから情報を収集して印刷できる環境を用意することで無事に対応することができました。
病院様向け職員証、名札の制作導入

その他

※ 外国人雇用者のような長い特殊な名前にも対応可です。

ICカード運用の最適化について

従来は、名札をシール加工してICカードに貼り付ける運用が一般的でしたが、退職時の再利用の際に糊残りによる汚損が課題となっていました。 そこで、職員証兼名札をラミネート加工した独立カードとして制作し、ICカードは無地のまま管理する方式へ変更。管理番号や氏名はラベルで表示し、退職時はラベルのみ貼り替えて再利用する運用としました。 これにより、ICカードを常にきれいな状態で維持でき、管理性とコスト効率の向上を実現しています。
病院様向け職員証、名札の制作導入