こんにちは、システム・アローポーションの武田です。
今回は、SONY社製デジタルペーパー「DPT-S1」のご紹介です。
デジタルペーパーというと、Kindle PaperWhiteなどの電子書籍リーダーが存在するのはご存じのことだと思いますが、SONY社のデジタルペーパーは電子書籍リーダーではなく、紙ノートに代わるものです。
紙のノートに代わるものなので、もちろん「書く」ということができます。
これだけだと、今までにも同じような機能を持ったデジタルペーパー製品というのはなんとなく存在するのは分かっていたことだと思います。
ならば、なぜ紹介するかというと、今までの使用感覚とは次元の違うデジタルペーパー製品であったからです。
まずは注目すべき点はその大きさと液晶のキレイさ(解像度)です。
液晶ディスプレイの大きさは13.3インチでほぼほぼA4ノートと同じサイズになっています。今までの同様製品は小さかったので、このサイズは初めての体験です。そして、液晶の解像度は1200×1600ドットのWXGAパネルを採用しています。一般的な15.6インチノートパソコンの解像度が1366×768ドットですから、それよりも断然画面はくっきりキレイなのです。
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次に注目すべき点は「書き味」です。
もちろん私もデモ機で評価させて頂きましたが、その書き味は今までになく、本物の紙に鉛筆で描く感覚に近いものを感じました。また、ペン先と描画位置のズレが少ないことに感動を覚えました。会社で使用しているM社の製品とは比較になりません。より自然な書き心地でした。
具体的な使い方として、こちらの製品には内蔵メモリが4GBあります。また、MicroSDスロットがついており、MicroUSBでパソコンと接続することで、USBメモリのような外部メモリデバイスとして、パソコン間とデータのやり取りができます。また、Wi-Fiも備わっているため、端末からネットワーク内の共有フォルダにアクセスしてデータを出し入れすることが可能です。
扱うデータファイルは一般的にデータ書類として利用されているPDFファイルを採用しており、PDFファイルデータを端末に取り込むことで、端末上で開き、必要に応じて書き足すことができます。もちろん、端末上から白紙の用紙上に書いて保存することや基本テンプレートやダウンロードテンプレートを利用して、書いて作成することができます。
使い勝手から提案できるソリューションとして、病院やクリニック、調剤薬局などで、問診票として使用し、保存データは患者情報と紐づいて電子保存されるシステムなどで活用できると感じました。
興味がございましたら、ぜひお声掛けくださいませ。
システムと合わせてご提案をさせて頂きます。
以下、Youtubeにて公開されている商品案内動画です。