こんにちは、サポート担当の長原です。
今回は最近お客様から「パソコンのメモリってどれくらいの容量あったらいいの?最近動作が重いような気がして・・・」と聞かれる事が多くなってきた気がしますのでパソコンのメモリついて触れていきたいと思います。
そもそもメモリとは?
メモリの動作について簡単に説明する際によく言われているのが「メモリとはパソコンが作業するための作業机である」と言う物です。
パソコンはここに一時的にデータを保存して各種計算やソフトの動作をすることになります、メモリの容量が多いと=机が大きいという事になりますので、一度に色々な作業が出来る事になり結果パソコンが軽いという事になります。
メモリはパソコンを構成するうえで必須のパーツの一つであり難しい言い方をすると「主記憶装置」と言います、見たことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、メモリというと主に上の画像の様な緑色の板に黒いチップが付いたパーツとなります。
最近はメモリにヒートシンクという放熱用の鉄板が付いている高価で高性能な物も増えてきましたが、基本的なデスクワークで使うパソコンであればそこまでの物は必要ありません。
ちなみにメモリと同じデータを保存しておく装置のハードディスクは「補助記憶装置」と言います、実はハードディスクの方が補助だったんですね。
簡単に違いを説明しますと「CPUが直接データにアクセス、演算できる領域であり電源を落とすと保存されているデータが消えてしまう」というのがメモリであり、「CPUが直接アクセスできない、データを永続的に保存しておくための記憶装置」がハードディスクと呼ばれています。
メモリのデータが消えてしまうと言われると不安になってしまうかもしれませんが、メモリはあくまでパソコンが演算(作業)をするための場所ですので、何かの作業中に電源が切れる事態にでもならない限り問題ありません。
実際の所どの位の容量のメモリを入れたらいいの?
先ほど説明しました通りメモリとはパソコンの作業机の様な物となりますので、パソコンでどのような作業をするかという所で必要なメモリ容量が変わってきます。
Windows10には幾つかエディションがありますが共通して32bitであれば2GB、64bitであれば4GBが動作に必要なメモリの容量となります。
メモリの必要量が多い64bitを例にするとインターネットを見る、ExcelやWordで簡単な資料を作る、メールをする等の簡単な作業であれば64bitでも4GBあれば問題無く使用できます。
しかし4GBというのは複数のブラウザを立ち上げていたり、Excelであれば多くなりがちな顧客データの管理やマクロを組んでの複雑な計算、複数のプログラムを同時に開く等をするとすぐに足りなくなってしまううえに最悪業務にならないなんて事もあるでしょう。
その様な場合はメモリの容量を増やしましょうとなると思いますし、もちろんメモリの容量は多ければ多いほど動作は軽くなり快適になりますが、その分お値段も同時に上がっていきますので、目安としては8GBがおすすめです。
8GBあれば動画の編集やゲームする等をしなければ大抵の動作は快適になります。
まとめ
今回はメモリについてと容量の目安について触れさせていただきました。
簡単な業務をするパソコンであればメモリは4GBで十分です。
複雑な業務をするパソコンであればメモリは8GBあれば大丈夫でしょう。
しかしどのようなパソコンであれ動作が早く快適なパソコンというのは業務がはかどりストレスは減るものです。
なので贅沢をいうのであれば、メモリは8GB以上を搭載しておくのをお勧めします。
以上少しでも参考になれば幸いです。