内視鏡洗浄管理システム Endoscope ManagerV1.0


内視鏡洗浄管理システム『Endoscope ManagerV1.0』(以下、エンドスコープマネージャー)では、内視鏡洗浄履歴管理に求められる5W1Hに基づき情報を記録し、洗浄履歴からスコープ使用履歴まで簡単に検索して取り出し、管理することができます。

基本機能として

    • 院内システム連携機能(患者情報連携)
    • 検査予定患者登録&リスト印刷機能
    • タブレット&バーコードリーダでスマート登録
    • 効果音によるバーコードリーダ登録確認機能
    • パソコン管理機能
    • 内視鏡洗浄情報記録機能
    • 洗浄液の判定情報記録機能
    • 洗浄履歴検索、スコープ使用履歴検索、洗浄液判定履歴検索機能
    • スコープ追加登録機能
    • スコープ通算使用歴、修理履歴管理機能
    • 登録用バーコードラベル作成機能
    • 帳票出力機能

を有しています。

エンドスコープマネージャーでは「お客様ごとのカスタマイズ」に対応しております。 お客様が今まで使用されていた様式に帳票を合わせたり、 登録項目を追加したり とカスタマイズさせていただくことができます。まずは、理想の運用方法をお申 し付けくださいませ。

システム構成図

※システム構成図はイメージであり、実際にはお客様の環境や仕様に合わせて変化致します。

システムによる登録手順イメージ

ー検 査 前ー

(1)検査予定患者リスト印刷

《パソコンにて印刷》

前日または当日に「スコープ予約ソフト(パソコン用)」にて当日検査する対象患者様を登録します。 登録した内容を元にして、患者IDバーコードと一緒に情報として、患者名・フリガナ・性別・生年月日・年齢が印字されたリストを印刷します。

 

ー 検 査 直 前ー

(2)スコープ使用情報登録

《スキャン登録》
  1. 患者様に使用するスコープが決定次第、システムにスコープ使用情報を登録します。 ※登録専用タブレットとバーコードリーダーを使用して登録します。
  2. スコープ使用状況として登録するのは以下の2点のバーコードです。
    • ①患者IDバーコード ※患者IDに関しては「本日の患者予定一覧」から選ぶことも出来ます。
    • ②スコープバーコード

 

ー 洗 浄 後ー

(3)スコープ洗浄情報登録

《スキャン登録》 スコープ洗浄情報登録 《スキャン登録》
  1. スコープ洗浄後にスコープの洗浄情報の登録をします。
  2. スコープ洗浄情報として登録するのは以下の6点のバーコードです。
    • ①スコープバーコード
    • ②洗浄機バーコード
    • ③漏水チェック有・無バーコード
    • ④アルコールフラッシュ有・無バーコード
    • ⑤洗浄回数バーコード
    • ⑥担当者バーコード

 

ー 初 回 洗 浄 前ー

 ※洗浄機の洗浄液交換判定情報登録

《スキャン登録》 スコープ洗浄情報登録 《スキャン登録》
  1. 1本目のスコープ洗浄前に洗浄機の洗浄液交換判定情報の登録をします。
  2. 洗浄液交換判定情報として登録するのは以下の4点のバーコードです。
    • ①担当者バーコード
    • ②洗浄機バーコード
    • ③判定結果○・×バーコード
    • ④交換有・無バーコード

情報登録画面(タブレット)

  • 情報登録画面
  • バーコードリーダを使用して、「スコープ使用情報登録」、「スコープの洗浄情報登録」、「洗浄液交換判定情報登録」をすることができます。

洗浄液交換判定情報登録画面(タブレット)

  • 洗浄液交換判定情報登録画面
  • バーコードリーダを使用して、洗浄機の洗浄液交換判定情報の登録をします。

スコープ洗浄・使用履歴管理画面(パソコン、タブレット)

  • スコープ洗浄・使用履歴を「期間」、「患者指定」、「スコープ指定」、「使用履歴限定」、「洗浄歴限定」、で検索表示し履歴の管理をすることができます。

洗浄液交換判定履歴管理画面(パソコン、タブレット)

  • 洗浄液交換判定履歴管理画面
  • 洗浄液交換判定履歴を「期間」で検索し、履歴の管理をすることができます。

帳票出力

  • 帳票出力
  • お客様が今まで使用されていた様式に合わせて帳票出力ができます。

パソコン管理機能(パソコン)

  • パソコン管理機能
  • パソコン側から、患者予約、スコープ洗浄・使用履歴管理、洗浄液判定履歴管理を行うことができます。

検査予定患者登録&リスト印刷ー院内システム連携の場合ー(パソコン)

前日または当日に『スコープ予約機能』にて当日、検査する対象患者を登録します。 院内システムと連携した場合、院内システムから患者を検索して登録出来ます。 (院内システムとの連携がない場合は、別画面にて患者基本情報を登録する必要があります。)

基本画面

  • 検査予定患者登録/基本画面
  • 「患者予約機能」をクリックすると基本画面が立ち上がります。

検索表示&登録画面(パソコン)

  • 検査予定患者登録/検索表示&登録画面 1
  • 患者IDの指定もしくは患者検索を行います。
  • 検査予定患者登録/検索表示&登録画面 2
  • 該当患者の検査予定時間を入力します。
  • 検査予定患者登録/検索表示&登録画面 3
  • 検査予定リストに登録が完了しました。

本日の検査予定患者(タブレット)

  • 本日の検査予定患者
  • 登録した検査予定患者は登録メニュー上の「本日の検査予定患者一覧」から選んで、スコープ使用情報登録に使用することができます。

リスト印刷(パソコン)

  • 検査予定患者登録/リスト印刷
  • 検査対象患者バーコード付きの検査予定患者リストを印刷し、スコープ使用情報登録をスムーズに行うことができます。また、検査予定時間が一覧表示されるので、デイリースケジュール表としても使用できます。(※お客様の運用に合わせて出力項目のカスタマイズをすることもできます。)

動作環境

システム管理用サーバー兼システム操作用パソコン

OS Windows7 Professional 32bit版
データベース PostgreSQL8.2.4以降
アプリケーション Microsoft Excel2010以降
必要なハードウェア レーザプリンタもしくはインクジェットプリンタ、バーコードラベル印刷用プリンタ

※お客様の環境によっては、別途Windows Server OSを搭載したサーバ本体が必要になる場合がございます。

システム操作用タブレット

OS Windows 10
アプリケーション Microsoft Excel2010以降(タブレットから帳票印刷する場合のみ)
タブレット要件 Wi-Fi搭載、Bluetooth搭載
必要なハードウェア Bluetooth接続バーコードリーダ、Bluetooth接続スピーカー、レーザプリンタ もしくはインクジェットプリンタ(タブレットから帳票印刷する場合のみ)

 

営業対象エリア

関東1都6県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県)