こんにちは、システム担当の矢部です。
来月からお客様(医療機関)の施設で、パソコン教室を開催することになりました。今年度、電子カルテが導入されることになり、パソコンに慣れて頂くことから始まり両手でのタイピングがスムーズにできるようになることが目的となります。
きっかけは
電子カルテの導入をきっかけに、パソコンに苦手意識のあるベテラン職員が離職してしまう危機を回避すること、具体的な対策を講じようというのがきっかけでした。パソコンをあまり触れる機会がなかった方、先入観などで「触らず嫌い」、キーボードの操作が面倒だったり、「触って壊してしまうかも」という恐怖心から触れたくないという気持ちになってしまう方も多いでしょう。パソコンに触れて頂き、便利な道具であることを知ってもらう機会になればと思っています。仕事の上では、経験豊富なベテラン職員なのですが、パソコンが苦手というだけで嫌に気持ちになってしまうのは勿体ないことと思います。
最終的な目標
- パソコンは便利な道具だと知ってもらうこと
- できれば簡単なWordやExcel、PowerPointが作成できること
- 最終的には両手のタイピング操作ができること
これらを習得してもらえると嬉しいですし、それに向けて講習内容やテキスト作りなども進めていきます。
講習の内容
- 概要
- パソコンの種類、名称 デスクトップ、ノート、タブレットパソコン
- 電源の操作 起動、終了、再起動
- マウスの基本操作 クリック、ダブルクリック、右クリック
- ウインドウの基本操作 名称、移動、サイズ変更、重なりの切り替え方法
- キーボードの基本操作 キーボードに操作
- 簡単な文章の入力 キーボードから文字を入力して文章を作成する、数行程度
- ショートカットキー Crtlキーを押しながら・・・のショートカットキーの操作方法、機能
- データの登録、ワードで書類の作成(初級編)
- データの登録、ワードで書類の作成(中級編)
- タイピングソフト
聞きなれてしまえば大した内容のことではないのですが、言葉だけを見聞きすると、少々苦手意識が生まれてしまいます。
利用するソフト
- Windowsの標準ソフト
ペイントソフト - 文章作成
標準的なマイクロソフト社のWord,Excel,PowerPoint - タイピングソフト
フリーのパソコン教育用ソフト
第一回パソコン教室
先週の土曜日に第1回目のパソコン教室が開催しました。参加者は9名で、アシスタントとして病院様のスタッフ2名にお手伝いを頂きました。お陰様で、無事にパソコン教室を終えることができ、風の噂で、大変好評で次回も参加を楽しみにしているという言葉を聞くことができました。徐々に講習内容がレベルアップしていくことになるのですが、楽しみながら、気が付いたらこんな機能、方法を習得していたと思ってもらえるような課題を作り、説明ができればと思いました。また、講習会の中で、「よくできていますね。Goodですよ!!」と職員様にお伝えした時、「最近は褒められることがないので、褒めてもらえると嬉しいわぁ・・・」という言葉を頂きました。何とも「ほっ」とする言葉でした。
弊社ではソフトやシステムの開発、パソコンの導入支援他、パソコン教室なども行っておりますので、お気軽にお声掛けを頂けると幸いです。