米Microsoftは、障がい者向け支援技術を利用するユーザーを対象に、「Windows 10 S」から「Windows 10 Pro」へのアップグレードを無償で行えるようにすることを発表しました。
2017年秋に「Windows 10」の大型アップデートがあることが前提
米Microsoftは、2017年秋に予定されている「Windows 10」の大型アップデートに際し、障がい者向け機能を強化すると発表しました。
音声読み上げナレーター機能の強化や点字サポートについての改善、弱視者向けの拡大鏡の機能強化、色覚障がい者向けのカラーフィルタ機能の導入などが行われるとのことです。
※米Microsoft公式 アクセシビリティについてのブログ記事(英文)
そもそも「Windows 10 S」とは?
主に教育機関向けを想定した「Windows 10」の軽量版で、メンテナンスの簡易化やOSの起動速度向上などのメリットがあるとされており、今夏にリリースされる予定です。
米国では今年6月に発売予定(日本での発売日は未定)の新しい薄型ラップトップ「Surface Laptop」にも搭載されます。
ただし、Windowsストア経由のアプリのみが実行可能で、Win32アプリは実行できません。このため、従来から使い慣れたユーザー補助技術が使用できないこともあります。
Microsoftでは、より多くのユーザー補助アプリをWindowsストアで提供できるように努めているが、同時に「Windows 10 S」から「Windows 10 Pro」への無償アップグレードも提供するとのことです。
現行の障がい者向け支援について
Windows 7/8.1からWindows 10への無償アップグレードは2016年7月に終了しましたが、障がい者向け支援技術を必要とするユーザーには引き続き無償アップグレードが提供されています。詳細については下記をご参照下さい。
※Microsoft公式 障碍者向け支援技術製品をご利用のお客様向け Windows 10 アップグレードについて
https://www.microsoft.com/ja-jp/enable/windows10upgrade.aspx
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