こんにちは、システム・アローポーションの武田です。
最近、意図しないWindows10アップグレードが横行しているようです。
意図せずに更新されてしまったWindows10からWindows7に戻した方は多いと思うのですが、そんなあなた!!注意してください。
きちんと日本語入力できていますか?日本語入力ができなくなった方に本記事が参考になればと幸いです。
まず、日本語入力ができなくなってしまった原因ですが、これは言語バーが自動起動しなくなってしまったためで、なぜ言語バーが自動起動しなくなったかというと、Windowsのタスクスケジューラ機能がWindows7に戻したことで壊れてしまったことが原因です。
今回はタスクスケジューラ機能自体は普段は使用していなかったという、ライトユーザな方向けの簡単な対処方法を紹介しますが、今回言語バーが表示されないというトラブルが発生したのはタスクスケジューラ機能の故障が原因であり、タスクスケジューラ機能の故障が原因でほかにもWindows7にトラブルが出ている可能性があることをご承知ください。
ちなみにタスクスケジューラを開くとこんなエラーがでています。どうやらWindows10にアップグレードした際に追加されたタスクが無駄に残ってしまうことでエラーを起こしているようです。
それではいきましょう。
(1)スタートメニューの「プログラムとファイルの検索」に「ctfmon」と入力してください。
(2)検索結果に表示された「ctfmon」をクリックしてください。
(3)「Ctfmon(.exe)」 を実行することにより、入力システムを拡張するテキスト入力プロセッサ および Microsoft Office 言語バーがアクティブになります。
(4)日本語入力ができることを確認してください。
日本語入力に問題がなければ、「ctfmon」をWindowsのスタートアップに登録して、次回のWindowsの起動から「ctfmon」を自動的に起動するようにします。
(5)「ctfmon」を再度スタートメニューの「プログラムとファイルの検索」から検索し、右クリックメニューの「送る(N)」⇒「デスクトップ(ショートカットを作成)」をクリックしてください。
(6)デスクトップに作成された「ctfmonのショートカット」を「切り取り(T)」してください。
(7)スタートメニューの「すべてのプログラム」から「スタートアップ(フォルダ)」を選択して、右クリックメニューの「開く(O)」を開いてください。
(8)スタートアップのフォルダに切り取りした「crtmonのショートカット」を貼り付けしてください。
これで、次回のWindowsの起動から「ctfmon」は自動的に起動するようになりますので、日本語入力も問題なくできます。